形容動詞の活用形は、未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形の5種類があります。
【未然形】
形容動詞の未然形は、「う」に繋がります。
〈例〉
簡単だろう・賑やかだろう
【連用形】
形容動詞の連用形「〜だっ」は、「た」に繋がります。
〈例〉
簡単だった・静かだった
形容動詞の連用形「〜で」は、「ある」「ない」「は」「も」などに繋がります。
〈例〉
安全である・安全でない・好きではない・嫌いでもない・きれいで
形容動詞の連用形「〜に」は、用言「なる」「する」などに繋がります。
〈例〉
きれいになる・静かにする
【終止形】
形容動詞の終止形は、そこで文が終わります(言い切る)。
〈例〉
簡単だ・きれいだ・静かだ
【連体形】
形容動詞の連体形は、体言(とき・ことなど)に繋がります。
〈例〉
暇なとき・好きな人
【仮定形】
形容動詞の仮定形は、「ば」に繋がります。(「ば」は省略できます)
〈例〉
簡単ならば・複雑なら
【語幹の用法】
形容動詞には、語幹だけの用法もあります。
1. 語幹で言い切る用法
〈例文〉
[文-1] あぁ、きれい。
2. 「そうだ・らしい・です」が続く用法
〈例文〉
[文-1] その問題は簡単そうだ。
[文-2] 彼は、優秀らしい。
[文-3] 青空は、きれいです。