丁重語

 謙譲語は、謙譲語Ⅰ謙譲語Ⅱに分けられることもあります。謙譲語Ⅰは、謙譲語と呼ばれ、謙譲語Ⅱは、丁重語と呼ばれます。
 謙譲語は、話し手が謙ることで、行為の受け手を立てます
 丁重語は、話し手が謙ることで、話の聞き手を立てます


【お(ご)~いたす】

 「お(ご)」と「いたす」の間に動詞ます形を挟むことで、丁重語にすることができます。

〈例〉

 ここで待つ → ここでお待ちいたします
 これから、説明します → これから、ご説明いたします


【言い換え】

 動詞が特別な形に変化することによって、尊敬の意味を表します。


《一覧》

 言う → 申す
 行く・来る → 参る
 いる → おる
 思う・知っている → 存じる
 する → いたす