丁寧語

 丁寧語は、語尾を「です」「ます」などにして、丁寧な気持ちを表す言葉です。


【です】

 「です」系は、ですでしたでしょうですかですねなど、丁寧語の中で最もよく使われる言葉で、名詞形容詞形容動詞などの後に接続します。

〈例〉

 私は、学生 → 私は、学生です。 (名詞)
 足が長い。 → 足が長いです。 (形容詞)
 簡単 → 簡単です。 (形容動詞)


【ます】

 「ます」系は、ますませんましたましょうますかますねなど、丁寧語の中で最もよく使われる言葉で、主に動詞の後に接続します。

〈例〉

 学校に行く。 → 学校に行きます
 彼は行かない → 彼は行きません
 絵を描い → 絵を描きました
 勉強しよう → 勉強しましょう


【ませんか】

 疑問文の中で、「ますか」より、否定形の「ませんか」の方が、より丁寧な印象になリます。

〈例〉

 昼食にしますか → 昼食にしませんか
 他に何かありますか → 他に何かありませんか


【ございます】

 「ございます」は、「です」「ます」よりも、さらに丁寧の程度が高い言葉です。


 1. 「あります」をより丁寧にすると「ございます」になります。

〈例〉

 山田です → 山田でございます


 2. 「名詞 + です」をより丁寧にすると「名詞 + でございます」になります。

〈例〉

 空席があります → 空席がございます