撥音
1.撥音とは
「ん」・「ン」は五十音の中でも少し特殊な音で、撥音とも言います。
他の仮名と違って母音を含まず、鼻から息が抜ける鼻音として発音されます。長さは1拍あります。
「ん」「ン」在五十音中是比較特殊的音,也叫撥音。
與其他假名不同,它不含母音,發音時氣流從鼻腔通過,是鼻音。長度為一拍。
例
2.撥音の発音
日本語の「ん」には8種類以上の発音があると言われています。
日本人は、「ん」の発音の仕方を一つ一つ勉強しませんが、自然に発音方法を切り替えることができます。ですが日本語を第二言語として勉強する方にとっては、簡単なルールがある方が分かりやすいと思います。
そこで、なるべくルールが少なくなるように「ん」の後に続く子音によって、鼻音を出す強さを3つのレベルに分けました。
據說日語的「ん」有八種以上的發音。
日本人並不會一個一個地學習「ん」的發音方法,卻能自然地切換。但對把日語作為第二語言學習的人來說,有簡單的規則更容易理解。
因此,為了盡量減少規則,我們按「ん」後面所接的子音,把鼻音的強度分為三個等級。
レベル1(弱い鼻音)
「ん」の直後に、息の流れを狭くしない音(母音・y・w・sなど)が続くときです。
鼻と口から同時に音を出します。3つの中で一番鼻音が弱いです。「ん」を発音するとき、舌は口の中のどこにも接しません。
指「ん」的正後方接的是不會收窄氣流的音(母音・y・w・s 等)時。
聲音同時從鼻腔和口腔發出,是三個等級中鼻音最弱的。發「ん」時,舌頭不接觸口腔中的任何部位。
例
レベル2(鼻だけから出す)
「ん」の直後に、口の中のどこかを一度狭くして出す音(k・t・n・m・r・g・d・bなど)が続くときです。
鼻からのみ音を出します。息の通り道が一瞬狭くなったり、息が止まったりするため、ほぼ完全な鼻音になります。
指「ん」的正後方接的是需要先在口腔某處收窄才能發出的音(k・t・n・m・r・g・d・b 等)時。
聲音只從鼻腔發出。由於氣流通道會瞬間變窄或氣流被阻斷,因此幾乎是完全的鼻音。
例
「ん」が鼻音なので、その直後に他の鼻音(n・mなど)がくると、「ん」を一拍確保するのが難しい人がいます。口から息が漏れていると、「ん」が短くなりやすいので、口から息が出ていないか確認してみてください。
由於「ん」本身是鼻音,當它正後方又接其他鼻音(n・m 等)時,有人很難讓「ん」占滿一拍。如果氣從口中漏出,「ん」就容易變短,請確認口中是否有氣流漏出。
レベル3(語末の強い鼻音)
単語や文章の最後が「ん」で終わる時です。
鼻からのみ音を出しますが、レベル2よりも強く、はっきりと発音します。「ん」を発音するとき、舌は口の中のどこにも接しません。
指單字或句子以「ん」結尾時。
聲音只從鼻腔發出,但比等級2更強、更清晰。發「ん」時,舌頭不接觸口腔中的任何部位。
例
3.練習
声に出して読んでみましょう!
讓我們出聲朗讀吧!
練習
4.まとめ
・「ん(ン)」:撥音と呼ばれ、母音を含まない鼻音。長さは一拍。
・発音のコツ:鼻音の強さで分ける。
・レベル1:「ん」 + 息の通り道をふさがない音(母音・y・w・sなど) → 鼻と口から同時に弱く息を出す。口の中で舌はどこにもつけない。
・レベル2:「ん」 + 後ろが息の通り道を狭くする音(k・t・n・m・r・g・d・b など) → 鼻だけから息を出す。
・レベル3:最後の「ん」 → 鼻だけから息を出す。レベル2より強め。口の中で舌はどこにもつけない。
・「ん(ン)」:稱為撥音,是不含母音的鼻音。長度為一拍。
・發音要領:按鼻音的強度來區分。
・等級1:「ん」+ 不阻塞氣流通道的音(母音・y・w・s 等)→ 從鼻腔和口腔同時輕輕送氣。舌頭在口中不接觸任何部位。
・等級2:「ん」+ 後面是收窄氣流通道的音(k・t・n・m・r・g・d・b 等)→ 只從鼻腔送氣。
・等級3:位於最後的「ん」→ 只從鼻腔送氣,比等級2稍強。舌頭在口中不接觸任何部位。